店長ブログ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

“ふくろう”?!

年が変わって、もう21日。

酉年の初めに、のステンドグラスをご紹介したいと思います。

 

イギリスのアンティークのステンドグラスには、鳥のデザインが割とたくさんあります。

花鳥風月、洋も和も同じですね。

 

今日ご紹介するのは、「縁起がいい」ということで人気の「ふくろう?!」 のステンドグラスです。

まずは、ご覧ください!

これはどう見ても、「ふくろう」ですよね。

見ていただいた方々も、“ふくろう”ね!いいね!

と、言ってくださっていました。

やっぱりどう見ても「ふくろう」ですよね。。。どう見ても。。。。


!?

イギリスでこのステンドグラスを見つけた時は、そう疑いもしませんでしたが、

冷静によーく見てみると、、、

「ふくろう?。。じゃないんじゃない?。。。」

 

 

ということで

調べました。いろいろと!

 

まず、ふくろう。

  

そっくりですね。。。うん。そっくり。。。?

 

では次は、鷹。

  

こっちもそっくりですね。うん。そっくり。

 

ここで、細部に至るまでそれぞれを比べて見た結果。。。。

 

 

に決定!

 

決定的な点は、足です。フクロウは、足にも羽が生えている。

尾尾の羽の様子が違う。

がっかりしたような、すっきりしたような、

 

 

というわけで、鷹のステンドグラスをご紹介します!!

年の初めに、一富士、ニ、三茄子、と言われる、鷹です。

このステンドグラスは、ヨークシャーの田舎で見つけました。

2枚組でした。鷹(フクロウと思っていましたが)と鳥(名前はわかりません)です。

あっ!これほしい!即決です。勿論フクロウと思っていました。

 

よくみると、シンプルな色合いのなかで、凛としたたたずまい、気品のある雰囲気、

なんとも素晴らしい絵付けです。

絵付けのステンドグラスの中には,とても上手な絵、下手な絵、色々あるのですが、これは間違いなく“うまい”絵でした。

 

年代としてはビクトリア時代、1800年代の中頃でしょうか、何か所か修理が入っていますが、決して雰囲気を損なうものではないと思います。

 

こんな私のお気に入りの一つです。

 

こんな私の勘違いの一つです。

 

もう1枚のステンドグラスは、またの機会にご紹介します。