店長ブログ
“ふくろう”?!
![](https://www.toshiantiques.com/wp/wp-content/uploads/2017/01/f8-810-3-1.jpg)
年が変わって、もう21日。
酉年の初めに、鳥のステンドグラスをご紹介したいと思います。
イギリスのアンティークのステンドグラスには、鳥のデザインが割とたくさんあります。
花鳥風月、洋も和も同じですね。
今日ご紹介するのは、「縁起がいい」ということで人気の「ふくろう?!」 のステンドグラスです。
まずは、ご覧ください!
これはどう見ても、「ふくろう」ですよね。
見ていただいた方々も、“ふくろう”ね!いいね!
と、言ってくださっていました。
やっぱりどう見ても「ふくろう」ですよね。。。どう見ても。。。。
!?
イギリスでこのステンドグラスを見つけた時は、そう疑いもしませんでしたが、
冷静によーく見てみると、、、
「ふくろう?。。じゃないんじゃない?。。。」
ということで
調べました。いろいろと!
まず、ふくろう。
そっくりですね。。。うん。そっくり。。。?
では次は、鷹。
こっちもそっくりですね。うん。そっくり。
ここで、細部に至るまでそれぞれを比べて見た結果。。。。
鷹に決定!
決定的な点は、足です。フクロウは、足にも羽が生えている。
尾尾の羽の様子が違う。
がっかりしたような、すっきりしたような、
というわけで、鷹のステンドグラスをご紹介します!!
年の初めに、一富士、ニ鷹、三茄子、と言われる、鷹です。
このステンドグラスは、ヨークシャーの田舎で見つけました。
2枚組でした。鷹(フクロウと思っていましたが)と鳥(名前はわかりません)です。
あっ!これほしい!即決です。勿論フクロウと思っていました。
よくみると、シンプルな色合いのなかで、凛としたたたずまい、気品のある雰囲気、
なんとも素晴らしい絵付けです。
絵付けのステンドグラスの中には,とても上手な絵、下手な絵、色々あるのですが、これは間違いなく“うまい”絵でした。
年代としてはビクトリア時代、1800年代の中頃でしょうか、何か所か修理が入っていますが、決して雰囲気を損なうものではないと思います。
こんな私のお気に入りの一つです。
こんな私の勘違いの一つです。
もう1枚のステンドグラスは、またの機会にご紹介します。